お酢は美容・健康に良いって本当?期待できる効果・効能

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料理の味付けの基本「さしすせそ」に含まれる定番調味料のひとつのお酢。普段の食生活に取り入れているご家庭も多いのではないでしょうか。またお酢には体内にプラスの効果が働くとも言われており、味付けだけでなく健康を保つために摂取する方も少なくありません。 本記事では、お酢の主な効果・効能を解説します。加えて、毎日の生活で手軽にお酢を摂るコツについてお伝えいたします。

お酢に期待できる効果・効能

お酢は健康を支える食品として、古くから親しまれてきました。まずは、お酢の主な6つの効果・効能をご紹介します。

疲労回復効果

お酢は身体の疲労回復にも役立つことが知られています。私たちが感じる疲労は、身体を動かした後の「肉体的疲労」、継続的なストレスや緊張から起こる「精神的疲労」、疾患の症状として現れる「病的な疲労」に大きく分類されます。

3つのなかでも肉体的疲労は、身体を動かし続けることによって、使い続けた筋肉がエネルギー不足となったり、疲労物質がたまって筋肉の張り、だるさを生じさせたりすることなどが原因で起こります。

疲れを感じたときは、食事の際に食酢を一緒に摂取することで、エネルギー源を効率的に再補充することができます。

高めの血圧を低下

お酢は、高めの血圧対策にも効果を発揮することが知られています。一般的に高血圧は、診察室で測定した最大血圧が140mmHg以上、あるいは最小血圧が90mmHg以上の場合に診断されます。

高血圧の状態が続くと、血管の弾力性が失われ、動脈硬化のリスクが高まります。動脈硬化を放置すれば、心臓の血管にできた血栓により血流が行き届かなくなる心筋梗塞をはじめ、脳の血管が詰まったり破れたりする脳卒中などを引き起こすおそれもあります。

毎日大さじ1杯(15ml)のお酢を摂ることで、高めの血圧を低下させるという研究報告があります。

食後の血糖値上昇の抑制

血糖値とは、血液中のブドウ糖の濃度を表す数値です。

食事で摂取した糖質は、消化吸収により最終的にはブドウ糖となり、血液中に運ばれます。血液中のブドウ糖濃度が上がり、血糖値が上昇するとすい臓から分泌されるインスリンの作用により、エネルギー源として身体の細胞に取り込まれます。

その際、余分なブドウ糖はグリコーゲンに変換され、肝臓や筋肉に貯蔵されることで、血糖値は下がっていくのです。

しかし、インスリンのはたらきが悪くなったり、インスリンの分泌量が減少したりすると、血液中のブドウ糖を下げることが難しくなり、血糖値が高いままになってしまいます。血糖値が高い状態が続くと、糖尿病などさまざまな病気のリスクが高まります。

食事と一緒に大さじ1杯(15ml)のお酢を取り入れることで、血糖値の上昇をゆるやかにするとの研究結果が報告されています。

内臓脂肪の抑制効果

「最近、おなかが出てきた……」。そんなときは内臓脂肪がたまっているのかもしれません。

内臓脂肪とは、胃や腸などの周囲に付着した脂肪のことです。肥満には、主に下半身の皮下組織に脂肪が蓄積される皮下脂肪型、おなか周りに脂肪がたまる内臓脂肪型の2種類があります。

内臓脂肪型肥満は、高血圧や糖尿病、脂質異常症を併発しやすく、これらは動脈硬化の危険因子ともいわれているため、注意が必要です。

また、健康診断で判定される「メタボリックシンドローム」は、男性で85cm以上、女性で90㎝以上の腹囲があり、かつ高血圧・高血糖・脂質代謝異常のうち2つ以上が該当することを基準に診断されます。

1日当たり大さじ1杯(15ml)の食酢を継続的に摂取することで、肥満気味の方の内臓脂肪をはじめ、体重やBMI、血中中性脂肪、腹囲を減少させるとの研究報告もあります。

食欲増進作用

疲労や精神的ストレス、夏バテなどによる食欲不振は、経験がある方も多いでしょう。

辛味や酸味は胃液の分泌を促すため、食欲を増進させる効果があります。爽やかな酸味が特徴のお酢には、嗅覚と味覚を刺激して唾液や胃液の分泌を促すはたらきがあり、食欲増進が期待できます。

減塩効果

塩分の継続的な過剰摂取は、高血圧や動脈硬化、心筋梗塞などの発症リスクを高めます。

厚生労働省によれば、成人における1日当たりの食塩摂取量の目標値は、男性で7.5g未満、女性は6.5g未満です。

しかし、日本人の食塩摂取量の平均値は1日当たり10.1gであり、男性で11.0g、女性で9.3gであるとの調査結果があるため、日本人は塩分過多の傾向にあるとわかります。

出典:「平成30年国民健康・栄養調査」(厚生労働省)

出典:「日本人の食事摂取基準(2020年版)」(厚生労働省)

とはいえ、過度の減塩は食事の楽しさを損なうことにつながりかねません。そうした場面で重宝するのが、塩味を引き立たせるはたらきを持ったお酢です。塩分を少なめにする代わりに食酢を加えることで、食事がおいしく仕上がります。

お酢を日々の生活で上手に取り入れるコツ

ここからは、生活のなかでお酢を毎日手軽に摂る方法をご紹介します。

おかずの調味料に取り入れる

お酢の手軽な摂り方のひとつが、調味料として料理に加えることです。

例えば、塩分を控えたいときには、だしや香辛料、お酢などを利用し組み合わせることで味の相乗効果が生まれて、減塩による物足りなさをカバーします。

サラダのドレッシングにする

健康のため、サラダを定番にしている方は多いかもしれません。もっと多彩な味でサラダを楽しみたいと思ったときには、ぜひお酢を使ったドレッシングを作ってみましょう。

ドレッシングのレシピはシンプルです。お酢と油に塩を入れ、お好みのスパイスや調味料、具材などを加えれば、簡単に作れます。

手作りのドレッシングは、調味料や具材次第で和風・洋風・中華風のように味を変化させられるので飽きにくく、手軽にお酢を摂取できる機会にもなります。

飲み物に市販の「飲むお酢」を加えてアレンジする

調理をする時間が取れない方は、市販のお酢ドリンクを試してみませんか?簡単なだけでなく、牛乳やヨーグルト、ジュースなどに加えることで、味のバリエーションも増やせます。

「飲むお酢」には、そのままストレートで飲めるタイプのほか、お好みの飲み方で楽しめる濃縮タイプもあります。濃縮タイプでアレンジすることで、毎月飽きることなく、美味しく飲み続けられるでしょう。

まとめ

お酢の効果・効能は、疲労回復のサポートにはじまり、食後の血糖値上昇や内臓脂肪の抑制、高めの血圧の低下など、多岐にわたります。

「最近、健康が気になり始めた」という方は、普段の料理に入れたり、ドリンクにしたりといった方法で、ぜひ毎日の食生活にお酢を取り入れてみてください。




はちみつ黒酢ダイエットの紹介

ドリンクでお酢を手軽に摂るなら、「はちみつ黒酢ダイエット」がおすすめです。

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わずか14kcalと低カロリーなので、小腹が空いたときや、のどが渇いたときにも適しています。

ストレートタイプと濃縮タイプの2種類があり、どちらも毎日飲み続けやすいおいしさに仕上がっています。

おいしく酢を摂れるはちみつ黒酢ダイエットの愛飲者による「お酢グビグビ会」も結成されています。「はちみつ黒酢ダイエットについてもっと知りたい!」という方は、ぜひ以下もご覧ください。

「お酢グビグビの会」の会員4人が語る!はちみつ黒酢ダイエットユーザー座談会