平成15年9月
長期動物実験では、醸造業界初の確認
黒酢エキスの長期摂取が、
大腸ガン化の抑制効果を発揮!

2003年9月25日からの日本癌学会にて発表
 タマノイ酢株式会社(本社:大阪府堺市 社長:播野勤)は、長期にわたる動物実験による、黒酢の動物に対する大腸発がん予防効果を確認(協力:金沢医科大学・田中卓二教授グループ、京都大学・大東肇教授グループ)しました。これらの内容について、9月25日より名古屋国際会議場で開催される第62回日本癌学会総会にて発表いたします。
※タマノイ酢中央研究所は27日に発表

■研究の主な内容
ラットに発がん物質を投与した後、黒酢エキスを35週間(約8ヶ月)飲ませた。 →黒酢エキスの代わりに水を与えていたラットの大腸がん(腺癌)の発生は20匹中16匹だったのに対し、黒酢エキス0.1%を与えていたラットでは20匹中7匹と、半分以下に抑えられた。 また、一匹あたりの大腸がん発生個数平均は、水を与えたラットでは1.45個だったのに対し、黒酢エキス0.1%を与えていたラットでは0.45個と、約1/3まで抑えられた。

 タマノイ酢中央研究所では、これまでも黒酢エキスの抗ガン効果について、発表をおこなっていますが、長期にわたる動物実験での抗ガン効果の確認は、これが初めてです。
 今回の成果により、黒酢エキスには、

 1. 長期間摂取することによる、発ガン予防効果
  (毎日黒酢を摂り続けることで、ガンになるリスクを減らす)
 2. ガンの発生過程の様々な段階における抑制効果
  (ガンに至るまでの様々な原因に対して、黒酢が有効に働く)
 があり、ガン化が始まる前でも始まった後からでも、摂り続けることで効果がみられるといえます。

 一般的に、『少量でも、毎日摂りつづけると効果がある』といわれる黒酢ですが、タマノイ酢中央研究所は、今回の研究により、科学的にも黒酢を摂りつづけることに効果があると証明しました。今後も、黒酢の効果を科学的に明らかにしながら、さらに、効果に関与する黒酢中の有効成分の探索を進めていく予定です。
●黒酢エキスによるazoxymethane (AOM) 誘発ラット大腸発がん抑制効果
下地由美、甲野裕之、南田久美子、西川泰、大東肇、田中卓二
タマノイ酢梶E中央研究所、金沢医大・第一病理、京大院農・食品生物科学
<実験内容>
ラット(各群20匹)に発がん物質AOMを 20 mg/ラット体重kg、皮下注射により投与 (1週間後にもう一度投与)。

 ↓ 1週間

黒酢エキスを最終濃度0.05%または0.1%と なるように飲用水に混ぜ、継続的に投与。

 ↓ 35週間

発生した大腸がん(腺癌)の個数を計測。

実験内容
<結果>
 水を飲ませていたラットでは、20匹中16匹に大腸がんが発生したが、0.1%黒酢エキスを飲ませていたラットでは、大腸がん発生は20匹中7匹と、発生率が80%から35%へと半分以下に抑制された。また、水を飲ませていたラット大腸には平均して1.45個の大腸がんが発生したが、0.1%黒酢エキスを飲ませていたラットでは平均0.45個と、大腸がんの発生個数が約1/3まで抑制された。
ラットの大腸がん発生に対する黒酢エキスの抑制効果
※ 抑制効果が確認された黒酢エキス0.05%では、 ラットが1日に摂取した黒酢エキスの量は約10 mgとなり、
  ヒトに換算すると約2 gとなります。

(参考)これまでの黒酢のがん予防研究発表演題
2001年9月 第60回日本癌学会総会
「黒酢エキスによるヒト癌細胞増殖抑制効果」「黒酢エキスによるAOM誘発ラット大腸ACFの抑制効果」
2002年10月 第61回日本癌学会総会
「黒酢エキスによるヒト大腸癌細胞増殖抑制の作用機構」「黒酢エキスによるDSS誘発マウス潰瘍・大腸炎抑制効果」

●黒酢のガン予防効果
(タマノイ酢中央研究所調べ、京都大学・金沢医科大学協力)
これまでの研究で明らかになった、黒酢エキスの効果をまとめると、下記のようになります。
黒酢のガン予防効果
がんになる過程 イメージ図

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